ドーシャとは
ドーシャとは、不調の根本原因となる体のバランスのこと。
アーユルヴェーダは、人を含む、この宇宙に存在するものはすべて
(物質だけでなく、エネルギーもすべて)、「空・風・火・水・土」5つの素材から作られていると考えています。
空・風で作られたエネルギーが「ヴァータ」
火・少量の水で作られたエネルギーが「ピッタ」
水・土で作られたエネルギーが「カパ」
ピッタが消化し、ヴァータが体の隅々まで運び、カパが定着して体を作っています。この体を構成する3つのエネルギーを「ドーシャ」と呼びます。
どのドーシャが、今現在乱れているか?をチェックして、その時に適切なケアを行います。
ドーシャチェック
深く考えず、直感でA~Cの中から、一つだけ選んでください。
どのドーシャが強く出ているか?を知ると、どんなことに気を付けて生活を送るとよいか指針ができます。
Aが一番多かったあなたは、今『ヴァータドーシャ』が強い⇒特徴を見る
Bが一番多かったあなたは、今『ピッタドーシャ』が強い⇒特徴を見る
Cが一番多かったあなたは、今『カパドーシャ』が強い⇒特徴を見る
※点数が同じぐらいの場合は、両方(または3つ)の特徴を併せ持ちます。
ヴァータピッタ(ピッタヴァータ)、ヴァータカパ(カパヴァータ)、ピッタカパ(カパピッタ)、トリドーシャ 誰でも、ヴァータ、ピッタ、カパ全て持っているので、その時の状況によってどの点数が多いか、変わる可能性が当然あります。
ドーシャを知ると、悩みも無くなる!かも。
もしかしたら、自分の嫌いな性格や困ったトラブルも、
アーユルヴェーダを知ったら、「あら、ヴァータが乱れてるんだわ。○○で予防しましょう」とクリアできるかもしれません。
【いつか受けて!パンチャカルマ】医療機関で受けるアーユルヴェーダ
実際に体外に排泄する「パンチャカルマ」は、医師のみができるアーユルヴェーダ治療。
インドやスリランカ、また一部日本のクリニックで受けることができます。
【アーユルヴェーダ治療の流れ】
①前処置(アビヤンガ):薬草オイルマッサージ。体の隅々から毒素を集めて出しやすくする
②中心処置(パンチャカルマ):物理的に毒素排出
※経鼻法、下剤法、嘔吐法、浣腸法、瀉血法のいずれか
③後処置(ラサ―ヤナ):回復のハーブを摂る
通常3週間要するため、短期間でも受けられるようにアレンジされていたり、医療機関だけでなくリゾートホテルに滞在しながら受けられるところもあります。
朝、小鳥のさえずりとともに起き、ヨガをし、薬膳朝食を食べ、午前のトリートメントを受け、散歩をし、昼ご飯を食べ、午後のトリートメントを受け、夕方のヨガをして、瞑想をして、星が出たら寝る・・・。
いつか受けて!パンチャカルマ。