アーユルヴェーダは、マイナスの科学。無駄なものがいらない。気持ちいい。効果のエビデンスがある。

 エステは、言わばプラスの科学。足りないものを、お金をかけて足していきます。エステティシャン時代、過大なノルマの中で欲望を掘り下げることに疲れたときに出会ったのがアーユルヴェーダです。

どんなにお金をかけても、毒素のある汚れた体には効果も出にくいです。
逆に、お金をかけなくても、かといって「自然派」のような手間をかけなくても、確実な効果が出せる実績があり、気持ち良く、マッサージとして受けるだけなのに体の底力が付く、「努力の要らない体質改善選手権」をやったら、断トツNO1だと思います。


アーユルヴェーダとは
【アーユル:生きるため、ヴェーダ:知恵】

 
 5000年前から続く世界最古のセラピーであり、インドの伝承医学です。東洋医学も、西洋医学も、各地に根づく伝承医学も発症はアーユルヴェーダだと言われています。

第一目的が「健康を維持する」、第二目的が「病気の治療」と書かれており、予防の優先順位を高く置いています。医学の中で健康を維持する考えを持つのは、アーユルヴェーダのみです。

古典書に①良い生き方、②悪い生き方、➂良い感情、➃悪い感情について書かれており、良い生き方をするためにどうしたらよいか、その知恵が記されています。



健康の定義
【病気でない=健康、ではない】


 アーユルヴェーダでは、身体的健康と精神的健康が両方整った状態を健康の定義とします。ましてや「病気でない=健康」ではありません。

具体的には、
●体の構成要素、消化力、体の組織、排泄物が適切な機能をしていること
●魂、心、目に見えないものが喜んで働くこと

このバランスが乱れた時に、毒素が発生します。毒素は増悪し、拡散し、定着する間にも必ずサインを出していますが、気づかないでいると発症してしまいます。

古典書には、どんなサインが出るのか、どんな方法を実践するとよいのかが具体的に記されています。




実践!アーユルヴェーダ
【他力本願!毒出しマッサージ】

 
 古典書にはたくさんの具体的な実践法(ヨガ、瞑想、食事法など)が記されていますが、最も努力なくスタートでき、かつ効果が高いのが、毒出しマッサージ(薬草オイルマッサージ・アビヤンガ)です。

薬草オイルが皮膚から吸収し、体の構成要素(3つのドーシャ)を整え、体の組織を強くし、排泄を促します。また、精神的なリラックスにもつながります。

マッサージだけでなく、スウェダナ(その部位を温め、発汗させること)で、オイルの浸透を高め、排泄を強化するのが一般的です。



医療機関で受けるアーユルヴェーダ
【いつか受けて!パンチャカルマ】


 実際に体外に排泄する「パンチャカルマ」は、医師でないと行うことができません。インドやスリランカのクリニックで受けることができます。

①前処置(アビヤンガ):体の隅々から毒素を集めて出しやすくする
②中心処置(パンチャカルマ):物理的に毒素排出
※経鼻法、下剤法、嘔吐法、浣腸法、瀉血法のいずれか
③後処置(ラサ―ヤナ):回復のハーブを摂る

通常3週間要するため、短期間でも受けられるようにアレンジされていたり、医療機関だけでなくリゾートホテルに滞在しながら受けられるところもあります。

朝、小鳥のさえずりとともに起き、ヨガをし、薬膳朝食を食べ、午前のトリートメントを受け、散歩をし、昼ご飯を食べ、午後のトリートメントを受け、夕方のヨガをして、瞑想をして、星が出たら寝る・・・。

いつか受けて!パンチャカルマ。

その他の施術法

症状に合わせて、
額にオイルを垂らす『シロダーラ』(精神的疾患、頭痛など)
目をオイルに浸る『ネトラバスティ』(眼病予防、ドライアイなど)
ハーブパウダーマッサージ『ウドゥワルタナ』(余分なカパを下げる)
ハーブボール『キリ』(痛み、温め)