毒素出しで健康維持する、インド医学

 
 5000年前にインドで生まれ、今日まで続く世界最古の医学です。その後世界に広がり東洋医学やタイ伝統医学、西洋医学に形を変えましたが、現代でも伝統的なアーユルヴェーダを行うインドやスリランカでは、厚生労働省のような「アーユス省」があり、治療を行う場合は日本同様6年制医学部を出て医師免許が必要があります。

 一方で、セラピストが行えるのが治療以外=予防です。
アーユルヴェーダでは、第一目的が「健康維持(予防)」、第二目的が「病気の治療」と書かれており、予防の優先順位を高く置いています。医学の中で健康維持の概念があるのは、アーユルヴェーダのみです。

 不調そのものに働きかけるだけでなく、不調の元=毒素を出すことで根本解決を図ります。ハーブオイルやパウダー、ハーブティを体質に合わせて使用します。また、和訳すると「アーユル(生き方の)ヴェーダ(科学)」で、医術だけでなく良い生き方をするためにどうしたらよいかも記されており、ストレス社会の大きな助けになります。

どんなにお金をかけても、毒素のある汚れた体には効果も出ません。逆に、お金をかけなくても、たくさんの手間をかけなくても、確実な効果が出せる実績があり、気持ち良く、マッサージとして受けるだけなのに体の底力が付く、「努力の要らない体質改善選手権」をやったら、断トツNO1だと思います。

ヴァキラティ医療 ヨギタドクターと一緒に



健康の定義 
【病気でない=健康、ではない】


 アーユルヴェーダでは、身体的健康だけでなく、心と精神の健康が統合的に整った状態を健康の定義とします。ましてや「病気でない=健康」ではありません。

具体的には、
●体の構成要素、消化力、体の組織、排泄物が適切な機能をしていること
●魂、心、目に見えないものが喜んで働くこと

このバランスが乱れた時に、毒素が発生します。毒素は増悪し、拡散し、定着する間にも必ずサインを出していますが、気づかないでいると発症してしまいます。古典書には、どんなサインが出るのか、どんな方法を実践するとよいのかが具体的に記されています。




医療機関で受けるアーユルヴェーダ
【いつか受けて!パンチャカルマ】


 実際に体外に排泄する「パンチャカルマ」は、医師でないと行うことができません。インドやスリランカのクリニックで受けることができます。日本だと唯一ハタイクリニック(祐天寺)で受けられます。

【アーユルヴェーダ治療の流れ】
①前処置(アビヤンガ):薬草オイルマッサージ。体の隅々から毒素を集めて出しやすくする
②中心処置(パンチャカルマ):物理的に毒素排出
※経鼻法、下剤法、嘔吐法、浣腸法、瀉血法のいずれか
③後処置(ラサ―ヤナ):回復のハーブを摂る

通常3週間要するため、短期間でも受けられるようにアレンジされていたり、医療機関だけでなくリゾートホテルに滞在しながら受けられるところもあります。

朝、小鳥のさえずりとともに起き、ヨガをし、薬膳朝食を食べ、午前のトリートメントを受け、散歩をし、昼ご飯を食べ、午後のトリートメントを受け、夕方のヨガをして、瞑想をして、星が出たら寝る・・・。

いつか受けて!パンチャカルマ。

ケララ州にあるアーユルヴェーダリゾート マラリ・ビーチリゾート



その他の施術法

額にオイルを垂らす『シロダーラ』(精神的疾患、頭痛など)
患部にオイルを浸す『バスティ』(写真はカティバスティ)
パウダーマッサージ『ウドゥワルタナ』(むくみ、肥満など)
ハーブボール『キリ』(痛み、温め)